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「積立金の平均12,878円。㎡当たり210円、23区は213円・市部は198円」～東京都内・既存分譲マンションの設定値を調査＜マンション管理新聞＞（2023年1～3月流通10,839件対象）～

マンション管理新聞社は2023年1～3月に流通した東京都内の既存分譲マンション1万839戸を対象に、管理費・修繕積立金の設定額等を調査した。調査は今回で20回目。データは23区、市部に分類し、築年，管理形態、戸数（規模）で区分した。（以下、第1240号・6月25日記事の抜粋）
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23年1～3月に流通した東京都内の既存分譲マンション1万839戸(件)を対象に、平均管理費・修繕積立金、1平方メートル当たりの価格等のデータをまとめた。（下記の表➀を参照）　調査対象1万839戸を「23区」とそれ以外の「市部」に分類すると、23区は9035戸で全体の83.4％。
今回集計分の「㎡当たり価格（既存マンションの)」は23区で104.5万円。過去最高値を記録した昨年の99.2万円を更新した。価格が100万円を超えたのは07年の調査開始以降初めて。都全体でも95.6万円と、昨年の過去最高値（90.5万円）を更新している。（既存マンションの)平均価格は23区6281万円、市部3759万円。
平均管理費は1万4688円。昨年下半期に都内で供給された新築物件の平均管理費と比べると、6369円安い。1平方メートル当たりの単価は239円。
平均修繕積立金は1万2878円。前回比で736円増。1平方メートル当たりでは210円で、これも過去最高を更新。23区は213円。市部は198円で、いずれも過去最高を記録している。23区は前回比で11円もアップし、一気に210円台に突入した。市部も前回比で7円アップ。都全体で10円アップしている。
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表②（下記の表②を参照）では、対象調査を築年別に分類した。
平均価格は「5年未満」では9214万円。築30年以上の各区分とは、いずれも2倍以上の差がある。
築20年未満の3区分における平均価格は7000万円を超えていた。
平均管理費は「5年未満」が1万9289円、平均修繕積立金は「20年～30年未満」が1万4927円で最も高かった。1平方メートル当たりの管理費の最高値も「5年未満」で319円。1平方メートル当たりの積立金は「50年以上」が228円で最高。「30年～40年未満」が224円で続いた。
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次には（下記に別表に東京都の『既存マンション・区市別データ（2023.1～3月販売分）（主要な区・市を抜粋）』を参照）として、区別及び市別のデータをまとめた。
「㎡当管理費」は前回と同様に、港区が334円でトップ。千代田区が340円で2位。3位は渋谷区で314円。「㎡当積立金」は前回4位タイの杉並区が234円で1位。武蔵野市が230円で続く。港区が227円で第3位であった。

表➀東京都・既存マンションデータ（2023.1月～3月販売分）

表②既存マンション・築年別データ（2023.1月～3月販売分）（2023.1月～3月販売分）

別表：東京都・主な区市別・既存マンションデータ（2023.1月～3月販売分）

（以上、マンション管理新聞：令和5年6月25日号の記事より抜粋　）