『マンション化率全国平均13.01%に。東京都200万戸超える』(東京カンテイ)
東京カンテイ(本社:東京、長田千江美社長)は1月31日、全国の世帯数に占める分譲マンションストックの割合を示す「マンション化率」の調査を公表した。
2023年は前年から0.11ポイント拡大し13.01%。7.7世帯に1世帯がマンションに居住している計算だ。全国のストック戸数は761万455戸。前年同日比で9万8945戸増。前回は9万6351戸だった。
築30年超は、295万4050戸で、全体の38.8%に上った。前回比で1.5ポイント増。都道府県では東京都が72万3006戸で最も多い。
築30年超の占める割合が最も多かったのは和歌山県で61.9%。前回は2位だったが7.7ポイント拡大し、山梨県(61.6%)を抜き1位となった。以下新潟県59,5%、群馬県56.1%と続く。築30年超のストック戸数が全体の6割を超える自治体が出現したのは今回が初めて。23年の全国のマンション化率は13.01%。22年比で0.11ポイント拡大した。
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都道府県別のマンション化率のトップは東京都で28.21%。同比0.11ポイント拡大。ストック戸数は200万5465戸。前回から2万7481戸増やし、2000万戸を超えた。全ストック戸数の4分の1強に及ぶ計算だ。築30年超は72万3806戸。同比2万540戸増で、全体の36.1%を占めた。
マンション化率の拡大の幅は大阪府が0.22ポイントでトップ。2位は前回1位の東京で0.21ポイント。京都府が0.19ポイントで続いた。4位は愛知県で0.18ポイント。
マンション化率の全国2位は神奈川県で23.09%。3位は大阪府で20.29%。4位は兵庫県(19.6%)。5位は福岡県(16.18%)。6位の千葉県との差は0.37ポイントから0.42ポイントに広がった。
前回比でマンション化率が縮小したのは、山梨・静岡・奈良の3県。山梨は2年連続。前回は4県で縮小していた。
(マンション管理新聞:令和6年2月15日付の記事「管理トピックス」より抜粋)